里山に道場を作った訳


人は、命をいただく事で生きる事ができています
多様な命の関わり合いの中
『おかげさま』で暮らしていけるのです

しかしながら、便利さや贅沢な暮らしのために
人は自ら居場所を壊していってしまいます

アスファルトに囲まれ
四季の豊かさを忘れがちになり
食物の旬を知らずに育ちます

便利さに依存した私たちの暮らし
もし災害が起きて
電気もガスも水も
供給されなくなったら
一体どうなってしまうのでしょうか

生きる強さって
どういう事なのでしょう

生き抜く強さ
生き抜く知恵

そういったものが
里山には沢山あります

そして古い日本の伝統建築には
この地に最も調和した暮らしの知恵があります

そのような環境の中
自然を感じ、自分自身を感じ

過度な情報から一度身を遠ざけて
ありのままの自分を一度見つめ直す
そんな時間が必要に感じています

この豊かで美しい星、地球で
末永く豊かに暮らしていけるイメージを
ここから感じてもらいたいのです

自然は
人間は
もっと美しく
もっと豊かに
そしてもっと幸せに

安心して生きていく事ができるはずなんです

豊かさや安心を
ここで共有したい

そんな想いから
この道場は作られました